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石川県の郷土料理【卵巣のぬか漬け】これぞ珍味

   

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みなさんも知っている通り、ふぐにはテトロドキシンという猛毒があり、誤って食してしまうと死に至るという怖い毒です。なのでふぐには『ふぐ包丁師』という資格が必要なのです。

このテトロドキシンという猛毒ですが、ふぐの卵巣に多く含まれています。ふぐの白子は、刺身や湯引きで食すること出来るのに対して、卵巣は、この猛毒が多く含まれているため食することができません。

ですが!!!びっくりな事にこの卵巣を郷土料理にしている県があるんです!それが石川県の郷土料理「卵巣のぬか漬け」なのです。

卵巣のぬか漬けに使われるふぐは、”ごまふぐ”です。このごまふぐの卵巣を2年以上塩漬けした後、ぬか漬けすることによって、猛毒であるテトロドキシンが無毒化するのだそうです。

2年以上の塩漬けとぬか漬けによって、卵巣の色合いは、からすみのようになり、味が凝縮されます。塩分が強いため、ご飯のお供として食されるそうです。

この卵巣のぬか漬け、歴史はかなり古く、さかのぼること江戸時代!凄いですよね。もちろん江戸時代にこの卵巣のぬか漬けがあり、食されていたことを記述した書物もあるそうです。それと同時に加賀藩には、海運でふぐの卵巣が運ばれていたという記録も残っているんだそうです。

北陸新幹線の開通で、石川県へ観光に行きやすくなっていますので、石川県に行かれた際は、この伝統ある珍味を食されてみるのはいかがでしょうか?

 

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